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先月に引き続き、 山口県、柱島沖に沈む「戦艦・陸奥」の撮影中。 今日は流れは全くと言っていいほど気にならない程度のレベル。 ただ、どうしてもこれぞ瀬戸内海と言って良い程に透視度が悪い。 船体自体はほとんどサルベージをされてしまっている事で、 なかなか「これが何であるか」と目視で直ぐに分かるものを見つける事は容易ではない。 しかし、昨日潜った際、水深30m付近の 小さなスペースなどに光を当てくまなく探索をしていたところ、 「たぶんそうだろうな」と思うものを発見した。 ただそのスペースは約30cmほどで 人はもちろん入る事が出来ず。 そして手を伸ばしても届かない距離にあった。 事情を話したところ、 船頭さんが船にあった竿を改造して、 引っ掛ける部分を付けてくれて、 それを持ってのエントリー。 手では届かなかった「それ」を 無事に引っ掛ける事に成功し、 目の前に置いて、撮影をした。 「ガスマスク」 日本語では「防毒面」と書くそうで、 同じ種類かは定かではないが、 周防大島にある陸奥記念館にも展示がされている。 今回、ご一緒させてもらったKさんは ダブルタンクで船内を調査。 これからもっといろいろと見つかる可能性がある。 安全第一で調査・撮影を続けていけたらと思う。


パラオにいます。 パラオで何をしているかと言うと、 パラオで有名なダイビングポイント、ブルーコーナーにも行かず、 ウーロンやジャーマンチャネルにも行かず、こんなところを潜ってます。 パラオ、特に日系のショップはどこもWW2関連のレックは〝マイナー〟なダイビングだそうで、 基本的にまず行く事がなく、よく知られてないのが現状とのこと。 今回はパラオのブルーマーリンさんの協力で、 沈船に詳しい現地ガイドのクレイトン氏とのタッグを組み、 特別にオールレック取材を敢行しました。 今回は9隻の船に3つの航空機。 写真はその中の一つ『零式水上偵察機』だそうで 現地では〝JAKE SEA PLANE〟と呼ばれています。 また、今回は水中だけでなく、 コロールやバベルダオブ、ペリリュー島などの陸上戦跡の撮影もさせて頂きました。 よく行くチュークなども沈船は多いですが、 こちらもパラオ大空襲などで、相当数のレックが眠っているので、 今回だけでは全て撮影しきれません。 ですので、今後も継続し、できる限り記録を残していきたいと思います。 また、今回の取材の内容は何かの機会でご報告させて頂きますね。


先月末からお仕事で、 モルディブにてダイビングサファリクルーズを展開している カオリータ率いるモルディビアンスターズにお世話になっている。 ジンベエにマンタ、 美しいソフトコーラルの数々。 前半は若干、大物運に見放された感(笑)があったものの、 後半に入り一気に爆発し、順調に撮影ができている。

モルディブの海はやっぱりすごい。 改めてそのポテンシャルに驚かされる毎日。 まだまだ撮影は続く。海の中でどんな出会いがあるのか本当にわくわくが止まらない。

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