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初日、到着早々に日豊丸。 昨日は、伊169号、乾祥丸、二神。 今日は、伯耆丸、富士川丸、二式大艇の3ダイブ。

全体的に深い場所にある事が多いので、 常に減圧不要限界との戦い。

実は今回、とてもショッキングな事を聞かされた。

このチュークを代表する沈船と言えるだろう富士川丸。 特にエンジンルームが美しく、今回も撮影しようと思っていたのだが、人為的な理由で見るも無残に破壊されてしまっていた。

もうあの光景を見る事が出来ないと思うと、とても悲しい気持ちになる。

どうやらダイナマイトを使った漁をあの場所でやったらしい。

これらの艦船が沈み、もうすぐ70年が経つ。 毎年来るごとに腐食が進んでいるのが手に取るようにわかる。 浅いところに沈む艦船にはカラフルなソフトコーラルがつき 鮮やな色彩を放っている。 深いところに沈む艦船には逆に何もつかず、 艦船の形がそのまま残っている。 もし〝行ってみたい〟と興味を 持ってくれる方がいたら是非早めに行って欲しいと思う。


写真は富士川丸の内部を探索するガイドのk介さん。

ちょっと解り難いけど、右の窓そして奥まで伸びる通路は、 映画〝タイタニック〟で使われた場所。わかりますか?


1年ぶりのチュークは進化していて驚いた。 ①ドコモとソフトバンクの携帯が繋がる!(FSMTC) ②宝島ホテルでは部屋でインターネットが使用可能! ③停電がほとんどない!(燃料が豊富にあるらしい) かなり快適に生活が出来ている。

世界的にレックダイビングとして有名なこのチューク。

まだ知らない方の為に説明をすると、

第二次世界大戦中、日本軍の拠点であったトラック島(チュークの旧名)が、昭和19年2月17~18日にアメリカ軍の攻撃に合い、多数の艦船が島の周辺海域で撃沈されました。戦後もうすぐ70年になりますが、攻撃を受け破壊された状態で沈んでいるものもあればほとんど原型を留めたまま沈んでいるものもあります。

船の外観はもちろんのこと、それら積載されていたトラックなどの車両、戦車、航空機等が見れます。

また、潜水艦やゼロ戦、爆撃機など人が一人しか通れないような細い入口や隙間から内部に侵入し、当時の生活を垣間見るような生活感が残っているような場所、台所やトイレやお風呂。船の機関部やらを撮影しています。

この時期は風が強く波も高くなるので、主に船が沈んでいるインリーフでのダイビングになるのですが、時期をずらせばアウトリーフにも出る事が出来て、キミシマ環礁等といった素晴らしい海が広がっています。

今回お世話になっているのは「TREASURES」さん。 http://www.treasures-chuuk.com/ 写真は乾祥丸の機関部のもの。

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