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水中写真家・戸村裕行は大東亜戦争に起因する世界の海底に眠る日本の沈船、航空機、潜水艦などの戦争遺産を撮影した水中写真展『群青の追憶』~海底に眠る大東亜戦争の戦争遺産を追う~を、東京都千代田区の靖國神社・遊就館内特設展示場にて6月15日~9月30日まで開催致します。

群青の追憶

海底に眠る大東亜戦争の戦争遺産を追う

2018年6月15日(金)~9月30日(日)(年中無休)

開館時間:午前9時~午後4時30分

◉会場=靖國神社 遊就館内 特設展示場

◉みたままつり期間中 [ 7月13日(金)~16日(月) ] は午前9時~午後9時まで開館

◉6月25日(月)~ 27日(水)は臨時休館

◉観覧には遊就館にご入場頂く必要があります。

 大人=1000円

 大学生=500円(短期大学生・専門学校生などを含む)

 中学・高校生=300円(7・8月夏休み期間中は無料)

 小学生=無料

◉靖國神社崇敬奉賛会、遊就館友の会会員は無料となります。


展示内容:インドネシア、北マリアナ諸島(サイパン)、グアム、ソロモン諸島(ガダルカナル島、ニュージョージア島)、チューク(ミクロネシア)、パプアニューギニア(ラバウル)、パラオ、フィリピン(コロン)、日本(沖縄・柱島沖)の海底にに眠るレック(沈没船、航空機、潜水艦)を撮影した写真パネル、約50点


展示予定の主な艦船、航空機など

戦艦・陸奥(柱島沖)九八式直接協同偵察機(沖縄・特攻機)駆逐艦・五月雨(パラオ)駆逐艦・文月、追風、特設潜水母艦・平安丸、特設航空機運搬艦・富士川丸(トラック/チューク)零式艦上戦闘機二一型(ラバウル)給糧艦・伊良湖、水上機母艦・秋津洲(コロン・フィリピン)伊号第一潜水艦(ガダルカナル島)など


ご興味のある方はぜひお越しください。


前々から噂にはなっていたものの、いざ決まると本当に大丈夫なのか?というのが正直な気持ちなのである。ミクロネシアの州の一つで、昔はトラック島と言われており日本海軍の一大拠点が築かれた場所。その影響もあり世界的にはレックダイビングが有名で、日本ではテレビ番組で紹介されたジープ島が有名。ぼく自身も幾度となく通っている場所である。今まではユナイテッド航空で、グアムでながーいトランジットを挟んで、行くのも一苦労(ぼくは慣れちゃってるから全然平気なのだけど。)な場所だったのだ・・・

それが・・・4時間半で着いてしまうという。近すぎる(笑)


ぼくが不安に思うこと。それは、現在のチュークが日本人観光客を受け入れられるほど、インフラが整っているとは思えないということ。(成田からアジアの片田舎の国内線の小さな空港に乗り入れてしまったようなもの。)なので、喜びより心配と不安が大きい。ネットは不安定(ほぼ繋がらない。高速で繋がるのはごく一部のホテルのみ。)だし、道路は途中までしか舗装されていない。途中からその悪路に驚く方も多いだろう。


新しく建設中のホテル、増築中のホテルもあるが、足りない。そして何より、島自体のアクティビティも不足している。それこそ、ジープ島に宿泊をするか、他の無人島に泊まるか、ダイビングをするかスノーケル。時期によってはドルフィンスイム。島内観光(といっても戦跡巡り)くらいしかない。ショッピングをするような場所もなければ、「リゾート」と呼べるものは一つしかない・・・少なくとも海外旅行にあまり慣れていない人や、カップルで来るようなエリアではないと個人的には思っている(笑)


ここからはあくまでチュークでレックを嗜む者としての意見だが、個人的には、チュークのレックの質量は「世界一」と思っているのでジープ島と共に前面に押し出してダイバーを誘致すれば良いと思っているのだが、どうにもそれを日本で宣伝する事に対して航空会社は乗り気ではないらしい。勿体ないと思うが、それぞれ考え方があるのだろう。日本の沈没船を日本でアピールし難いという考え方も当然理解できる。だが、直行便が就航することで、慰霊に訪れる方々は楽になるだろう。聖地巡礼としてマンガやアニメが好きな方も来やすくなるだろう。戦争のあった場所を観光というと聞こえは悪いが、しっかりとチュークの歴史を知ってもらえるような形を作れたら現地も喜ぶ。そんなことを考えるのである。ジープ島を訪れるゲストの中には沈船がある事すら知らずに来るダイバーも多くいると言うのだから。(元々ジープ島は積極的にレックを潜っているわけでないので、影響は少ないと考える。決して悪い意味で言っているのではないので誤解しないでね。)


また、経年劣化の進むチュークの沈船群において、ダイバーが増えすぎるのは、色々と問題も起きてくる可能性もある。以前、他国のレックを潜った際にはあまりにも人が多く、ペネトレーション(船内探索)をするのに順番待ち、渋滞から逃れるような潜り方になり、疲弊した覚えがある。デリケートな遺物も多いチュークにおいて、ダイバーは増えすぎず、けど現地的には少なすぎずが理想のようにも思っている。


チュークにお世話になっている者として、少しでも現地が潤えば嬉しいとは思っているのだが、お世辞にも治安が良いとは言えない部分もある。チューク人はお酒に弱く、週末になると酔っ払いが現れ、絡んできたり、叫んでモノを投げて来たりするのはよくある話。「安全だよ」という言葉をどうか鵜呑みにせず、気を付けて欲しい。また、チュークは時期によっては雨が多くなる。季節によっては風向きも変わる。散々ネガティブな話をしてしまったが(笑)シーズナリティにもぜひ気を遣ってほしい。いろいろポジティブな条件がマッチすることで、自然の織り成す ”最高の景色” に出会える場所でもある。皆さんがそんな光景にチュークで出会える事を願わずにはいられない。



去年に引き続きの開催及び参加となりましたダイビングフェス関西2018!

今年は、出展社も大幅に増え、来場者数も先日発表されましたが、去年の2倍!


1万人を超えて来たそうです。すごい!!


関西の「有志」が運営しているこのイベント。運営の方々、それを手伝っている方々は心から「ダイビング業界を盛り上げたい」気持ちで企画をして、身を削って頑張っていました。特に大阪ではずっと続いていた「上方水中映像祭り」も無くなってしまったし(そう考えると、上方の皆さんも有志だったわけだし、大阪にはそういう文化があるのでしょうか。)本当に、皆さんでこのイベントを育てていけたらいいなと思っています。本当に「これから」のイベントというか、新しい事なんかもたくさん出来るイベントだと思うので、何かやって欲しい事とか、こんな事したらいいんじゃない?むしろ、自分たちでこんな事をやりたい!

ということがあったら是非ご一報ください。ぼくは実行委員ではないけれど、みんなで楽しいことが出来たら最高ですね。この輪を広げていきましょう!


プールなんかも導入して、無料で体験ダイビングができる機会を作ったり、コアユーザー向けにはリブリーザーやサイドマウントのデモンストレーション、小さい子でも楽しめるような海洋生物と触れ合えるスペースとかあったり盛りだくさんでした。

まだまだ東京のマリンダイビングフェアに比べたら小さいですが、業界を活性化させる為にも、来年もまた開催されるなら、もっと多くの人に参加も含めて来てもらえたらいいですね。


自身としては、写真展の参加と、メインステージにてレックのセミナー、ブースにてインドネシアとパラオのセミナーとして、3本やらせて頂きました。土曜、日曜と散らばっていたら良かったのですが、日曜に3本まとめてだったので見れなかったという方申し訳ありませんでした。


会いに来て下さった方、お話を聞いて下さった方、絡んで下さった方、本当にありがとうございました!また来年、大阪でお会いできるのを楽しみにしています!

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