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富士川丸とダイナマイト漁


初日、到着早々に日豊丸。 昨日は、伊169号、乾祥丸、二神。 今日は、伯耆丸、富士川丸、二式大艇の3ダイブ。

全体的に深い場所にある事が多いので、 常に減圧不要限界との戦い。

実は今回、とてもショッキングな事を聞かされた。

このチュークを代表する沈船と言えるだろう富士川丸。 特にエンジンルームが美しく、今回も撮影しようと思っていたのだが、人為的な理由で見るも無残に破壊されてしまっていた。

もうあの光景を見る事が出来ないと思うと、とても悲しい気持ちになる。

どうやらダイナマイトを使った漁をあの場所でやったらしい。

これらの艦船が沈み、もうすぐ70年が経つ。 毎年来るごとに腐食が進んでいるのが手に取るようにわかる。 浅いところに沈む艦船にはカラフルなソフトコーラルがつき 鮮やな色彩を放っている。 深いところに沈む艦船には逆に何もつかず、 艦船の形がそのまま残っている。 もし〝行ってみたい〟と興味を 持ってくれる方がいたら是非早めに行って欲しいと思う。


写真は富士川丸の内部を探索するガイドのk介さん。

ちょっと解り難いけど、右の窓そして奥まで伸びる通路は、 映画〝タイタニック〟で使われた場所。わかりますか?

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