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戦艦・陸奥調査及び新しい発見の報告


先月に引き続き、 山口県、柱島沖に沈む「戦艦・陸奥」の撮影中。 今日は流れは全くと言っていいほど気にならない程度のレベル。 ただ、どうしてもこれぞ瀬戸内海と言って良い程に透視度が悪い。 船体自体はほとんどサルベージをされてしまっている事で、 なかなか「これが何であるか」と目視で直ぐに分かるものを見つける事は容易ではない。 しかし、昨日潜った際、水深30m付近の 小さなスペースなどに光を当てくまなく探索をしていたところ、 「たぶんそうだろうな」と思うものを発見した。 ただそのスペースは約30cmほどで 人はもちろん入る事が出来ず。 そして手を伸ばしても届かない距離にあった。 事情を話したところ、 船頭さんが船にあった竿を改造して、 引っ掛ける部分を付けてくれて、 それを持ってのエントリー。 手では届かなかった「それ」を 無事に引っ掛ける事に成功し、 目の前に置いて、撮影をした。 「ガスマスク」 日本語では「防毒面」と書くそうで、 同じ種類かは定かではないが、 周防大島にある陸奥記念館にも展示がされている。 今回、ご一緒させてもらったKさんは ダブルタンクで船内を調査。 これからもっといろいろと見つかる可能性がある。 安全第一で調査・撮影を続けていけたらと思う。

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